フラッと観光(久地円筒分水)
上河原・宿河原の堰で多摩川から取水した二ヶ領用水は、久地(現在の久地駅付近)で一旦合流し、ここで(西から順に)根方堀、川崎堀、六ヶ村堀、久地・二子堀の 4方向へ分岐するが、その各用水路の灌漑面積に応じた一定の比率(7.415 : 38.471 : 2.702 : 1.675)で水を正確に分け流すための施設である。
1941年(昭和16年)の建造当時としては画期的な技術が投入されて造られたことから、現在は国の登録有形文化財として、本流の二ヶ領用水とともに川崎市建設緑政局により管理・保存されている。
2019/04/02投稿