ベガッ太とルターナの願いが通じた仙台の勝利

新幹線で仙台へ向かい、泉中央駅からユアテックスタジアムへ。
仙台まだ勝利がないからなのか、サポーターの数がいつもより少ない。
風が強くて吹き飛ばされそうだ。

スタジアムのベガフーズに美味しそうなパン屋さんがあったが、あいにくまだお腹はいっぱい。コンコースでは、昨年まで選手だった菅井やメンバー外の選手がモザンビーク サイクロンの募金活動を行っていた。

仙台のマスコットベガッ太、ルターナと記念写真。
「今日こそは頼むよ〜」と言ったらうんうんと力強い反応を見せてくれた。

仙台はジャーメイン良とハモン ロペスの2トップ、冨田晋伍がアンカー。MFに吉尾海夏20歳とベテラン兵藤慎剛、そして最終ラインに常田克人21歳を今季初起用。この2トップが上手く機能。横浜FMから移籍の吉尾海夏は左利き技術もある。仙台にとって重要だったジャーメイン良の先制点は吉尾のアシストだ。

鳥栖はここまでの5節で1勝1分3敗、得点は1だけ。
先取点を取られると厳しい。
クエンカがトップ下で初先発し、金崎夢生が1トップ、左に原川力、右に高橋義希、中央に高橋秀人、福田晃斗。
パスの出し手は多いが、前線に飛び出してボールを受けるのは金崎1人で両サイドバックの攻撃参加も少ない。前半のうちに福田が負傷し、17歳の松岡大起が右サイドに入ってからの方が、縦への推進力は高まった。

仙台の2点目、兵藤の得点も鳥栖バックパスのミスからだった。
仙台はハモン ロペスが3点目も決め念願の初勝利。
ベガッ太とルターナの願いが通じた。

鳥栖は昨年までよりボールはつなげるが、ゴールに向かう迫力は感じない
このままではトーレスが戻ったとしても、厳しい。この状況をどう変えていくのか?
カレーラス監督の手腕が問われる。得点を取りにいく姿勢をもっと出して欲しい
それが原点だ。

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2019/04/15投稿