アカデミーの躍進に続けるか。AC長野パルセイロは今週末、明治安田J3リーグ第16節でY.S.C.C.横浜と対戦。先週末にはU-18チームが男女とも全国出場を決めるなど、吉報が舞い込んだ。それを踏まえ、トップチームの髙木理己監督は「週末は僕らが良いニュースを届けたい」と力を込める。
U-18チームは北信越クラブユースサッカー選手権で初優勝。準決勝で松本山雅FCとの信州ダービーを制し、2年連続2回目の全国出場を決める。決勝でもアルビレックス新潟を破り、いずれも格上の相手に下剋上を遂げた。女子U-18チームも北信越クラブユース女子大会で優勝し、3年ぶり4回目の全国舞台へ。U-15チームの北信越大会進出を含め、吉報続きの週末だった。
「僕らは一緒のクラブ。みんなで一つでも良いニュースを届けていくことが、パルセイロの底上げに繋がる」と髙木監督。トップチームは先週末の大宮アルディージャ戦に敗れ、今季2度目の連敗中だ。首位の大宮とは勝ち点16差をつけられており、優勝に向けてこれ以上の負けは許されない。
今節の相手・YS横浜との通算対戦成績は15勝5分2敗。直近9試合でも6勝3分と大きく勝ち越している。相性の良い相手をホームに迎え、確実に勝利を収めたいところだ。連敗脱出、そしてJ通算150勝目という名の吉報を届けられるか。
Reported by 田中紘夢