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【取材ノート:長野】韓国人トリオを形成。通訳はGK金珉浩で問題なし

2024年1月4日(木)


AC長野パルセイロの積極補強が続いている。1月4日時点で12人が退団したが、新たに18人を獲得。髙木理己監督の教え子たちを中心に、即戦力クラスが集う。

先月に行われたサポーターカンファレンスで、村山哲也強化ダイレクターはJ3での実績と伸び代を重視する強化方針を掲げていた。その言葉通り、J3経験者が続々と加入。同リーグの勝手を知る指揮官のオーダーを汲み取った形だ。

新卒選手も4人内定が決まった。そのうちの1人であるイ スンウォンは、韓国の漢陽工業高校から来日。同校からは過去にも、GKパク ウィジョン(鹿島)らがJリーグに渡っている。

183cmと長身のイ スンウォンだが、足元の技術もたしかだ。同胞かつ同年代のレフティーとともに練習参加。その選手もインパクトを残したが、イ スンウォンは高さも含めてポテンシャルが評価された。昨季の3-4-2-1に当てはめれば、シャドーでの起用が見込まれる。

今治からパク スビンも加わり、既存戦力のGK金珉浩を含めて“韓国人トリオ”が形成された。金珉浩は来日6年目で、日本語が堪能である。先に挙げた高校生2人に対しても、兄貴分として面倒を見る姿が見られた。人柄の良さもあり、通訳として問題はないだろう。


Reported by 田中紘夢